06.音楽

A Hard Day's Night ( by The Beatles )

A_hard_days_night_2 © 1964 Parlophone


1964年にリリースされた、ビートルズ3枚目のアルバム。
日本では当時「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」というタイトルでした。
これは彼らの同名の映画が製作されたため、その映画の邦題としてつけられたものだそうです。

ビートルズのアルバムの中で私がいちばん好きなものを2枚挙げるとしたら、「Abby Road」とこれ。
私の印象としては「Abby Road」は冬っぽいので、春から初夏・夏にかけて、ちょうど今ぐらいの時期に聴きたくなるのは「A Hard Day's Night」です。

1曲目に収録されているタイトル曲「A Hard Day's Night」は歌詞がいいんです。
忙しいいちにちだったけど家に帰って君を抱きしめると幸せだよ、という内容。
お互いこんな風に思える関係であれば、家に帰るのが楽しみですよね。

4曲目の「I'm Happy Just To Dance With You」という素敵なタイトルの曲は、このアルバムの中で唯一ジョージがリードヴォーカルをとっていることもあって大好きな1曲。

私がビートルズを聴き始めたのは中学生の頃で、これをはじめほとんどのアルバムはレンタルショップで借りたCDをカセットテープにダビング(わー、最近は iPod に「落とす」って言うから、なんか懐かしい響き!)して聴いていました。
そのため、7曲目の「Can't Buy Me Love」はA面の最後の曲で、8曲目の「Any Time At All」はB面の最初の曲でした。
今でも「Can't Buy Me Love」の終わり方がいかにも中休みっぽくて「Any Time At All」の最初のドラムの音がいかにも後半の始まりっぽく聴こえてしまうのはしょうがない。
あのカセットテープ捨ててないからまだ押し入れにあるんだろうなぁ。

このアルバムを聴くと、今度はどの本を読もうか?どの映画を観ようか?とわくわくしながら毎日のように本やさんとレンタルやさんに通っていた中学生の頃を思い出します。
20年経っても(このアルバムが発売されてからだと50年近く!)聴くたびにその頃の気持ちや風景が鮮やかによみがえってくるなんて、音楽の思い出というのはほんとうにかけがえのないものだなぁと思います。

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TOTO来日公演 (2011年9月27日 日本武道館)

2008年に活動を休止した彼らが、現在療養中(筋萎縮性側索硬化症)のベーシスト マイク・ポーカロの闘病支援のために、ヨーロッパと日本で限定ツアーを行いました。
これ、初めは5月の予定だったのですが、3月に起きた地震のために9月まで延期されていました。
延期が決まったのは4月だったので、なんだかもうすっかり忘れてしまって、この5か月、一緒に行った兄に何度も「そういえばTOTO来るのいつだっけ?」と聞いていました。

前回彼らの公演を聴きに行ったのは確か20年ほど前。そのときも兄と一緒でした。
翌年ぐらいに(うろ覚え)ドラムのジェフ・ポーカロが亡くなったというニュースを聞いたときに兄と、行っといてよかったねー、と話したのを覚えています。


今回の来日メンバー

スティーヴ・ルカサー(g, vo)
デヴィッド・ペイチ(key, vo)
スティーヴ・ポーカロ(key, vo)
ジョセフ・ウィリアムズ(vo)
サイモン・フィリップス(ds)
ネイザン・イースト(b)


今回S席9000円というとてもいいお値段だったので、来日を知ったときは行くつもりはなかったのですが、ボーカルがジョセフ・ウィリアムズと聞いて行くことにしました。
彼がボーカルを務めたアルバムは「FAHRENHEIT」と「The Seventh One」だけですが、私がいちばんよく聴いている彼らのアルバムはこの2枚なので、私にとっては最もなじみのあるボーカリストです。
ちなみに彼は映画音楽で有名なジョン・ウィリアムズの息子さん。
ほんとうにいい声ですよねー。

私はすべてのアルバムを聴き込んでいるわけではないので、何曲か知らない曲がありました。
曲名全部わからないなーと思っていたら、ウドー音楽事務所のページにちゃんと載っていました。
(でも、今リンク貼ろうと思ったら、もう見られなくなっていました・・・残念)


Child's Anthem
Till The End
Afraid of Love
Lovers in the Night
Somewhere in The Night
Pamela
Lea
Gift of Faith
Keyboard Extravaganza
Africa
Human Nature
Rosanna
Georgy Porgy
Stop Loving You
Home of the Brave
Hold the Line (encore)


始まる前に兄に「1曲目は何かなぁ?」と言ったら、「絶対Child's Anthemだと思うんだよね」。
さすが!
そしてアンコールの前に「何やるんだろうねぇ?」と言ったら、「Hold the Lineじゃないの?」
さすが!

彼らの大ヒット曲「Rosanna」はやっぱり盛り上がりました。
これがライブで聴くとまたいいんです!改めてよくできた曲だなぁ、と思いました。
オープニングからわくわくしますが、Aメロ2回目の7度上がるところとか!

武道館に向かうときから感じていたのですが、お客さんの年齢層が高い。(ま、当然ですね)
会社ではベテラン社員のみなさん、きっとこの日は何か月も前から会議とか入らないようにスケジュール調整したんだろうなー。
アリーナ席の方々はオープニングから立ち上がっていましたが、その他はほとんどみなさんおとなしく座って鑑賞。
立つと前見えないし、疲れちゃいますからね。
歳を取るっていうのも悪くない、と思いました。
帰りにグッズ売り場を通る30代男性「中学生のときはTシャツなんて買えなかったけど、今は買えるよなー」
手を繋いで帰るカップルは、もしかして初デートは20年前の来日公演だったかもしれないですね。
いいおとながこうしてなにも考えず楽しめる、みんなで大合唱できるってたまには必要な時間です。

そしてお客さんもですが、ステージの本人たちがものすごくノリノリで、なんか変なダンスをしたりして、とても微笑ましかったです。
もういよいよ日本で観られるのはこれが最後かもしれないので、今回もやっぱり行ってよかったなぁと思いました。

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Sweet September (by The Pete Jolly Trio And Friends)

ピアニストPete Jollyのアルバム「Sweet September」の1曲目に収録されているタイトル曲。
この曲を知ってから、「sweet」という形容詞が似合う月は断然9月!と思うようになりました。

私は8月生まれということもあり夏が大好きですが、だからといって他の季節が好きじゃないわけではありません。
9月というのは、まだ完全に秋になっていない・でも暑い日でもやっぱり8月とは違う秋の香りがする、という、まさにsweetな季節です。

透明感のあるピアノの音とちょっと切ないメロディーから、まださみしさを感じるほど深い秋でなく(涼しさを通り越して寒さがまじってくるとさみしいような悲しいような気持ちになるのは、やっぱり暑いのが好きだからなんだと思います)かといってもう元気いっぱいの夏でもない、というこの季節独特の雰囲気が伝わってきます。

なんかこの時期になると特にお洋服が欲しくなりますよねぇ。
ウィンドーショッピングをしたりお散歩をしたりするのにもいい季節です。
アメリカなどでは9月に新学期が始まるので、彼らにとって9月は「夏が終わる」というだけではなく、日本の4月のように「新しい始まり」という意味合いも大きいのでしょうね。

季節というのは移りゆくから美しく愛おしい。
四季がある日本に生まれ育ってほんとうによかった、と思います。

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Night and Day ( by Chicago )

1932年にコール・ポーターが作詞・作曲したスタンダード・ナンバー。
たくさんのミュージシャンが演奏していて、中でもフレッド・アステアのものが有名かと思います。
そして、アメリカのロックバンド 「Chicago」も、1995年に発表したアルバム「Night & Day」でこの曲を演奏しています。

このアルバムはビッグ・バンドのカヴァー集。
バンドの名前でもある「Chicago」や「In The Mood」「Take The "A" Train」など、お馴染みの曲がたくさん収録されています。

その中でも私がいちばん好きなのが、やはりこのタイトル曲。

歌詞に合わせて、オープニングはジャングルっぽい雰囲気。
この熱帯雨林のイメージと今頃の梅雨の湿った感じがとてもしっくりくるため、まさにこの時期によく聴く1曲です。

そんなオープニングに続く絶妙な間の後、安定感のある演奏と共に切ない歌詞が流れてきます。

「昼も夜もあなたのことを想ってばかり」

要するに、もうあなたのことが大好きで頭から離れないわけです。
どこにいても何をしていても、寝ても覚めてもあなたのことばかり考えてしまう。
恋をするってこういうことですよね。

楽しくて幸せなんだけど、このような状況に陥ってしまうと、同時にとても苦しくもあります。
なので最後はこんなフレーズ。

「この苦しみは決して終わらない、生涯あなたを愛し続けていいと言ってくれるまで」

果たしてほんとうに苦しみが終わるときが来るのでしょうか?
苦しんでいるうちが幸せなのかもしれない、という気もしますが…。

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Here Comes The Sun ( by The Beatles )

今日はビートルズのメンバー、ジョージ・ハリソンのお誕生日です。
そして、今年の11月で彼が亡くなってから10年ですね…。
10年も前なのに、その日のことはとてもよく覚えています。

私はその日風邪をひいて会社を休んでいました。1日寝ていて飽きてしまったので夕方TVをつけたとたん、彼の訃報のニュースが流れてきたのです。
しばらくして、珍しく兄から電話がかかってきました。「大丈夫?」と言われたので、なんで風邪ひいたの知ってるんだろう?と思っていたら、そうではなくてジョージのことでした。
まだひとり暮らしを始めて1年ぐらいしか経っていなかったこともあり、ジョージが好きな私を心配して電話をくれたのでした。
当時は携帯メールもツイッターもなかったので(いや、携帯メールぐらいあったけど、私が使ってなかっただけだ…)こういうときはやはり電話だったのですね。10年前か!

さて、美しい兄妹愛の話はこれぐらいにして。(そんなに美しくもない)

私は中学生のときにビートルズのファンクラブに入っていて、高校合格のお祝いはビートルズのCD BOXでした。
中でもジョージはいちばんのお気に入り。(なにかのグループが好きな女の子ってなんで必ず「いちばん」がいるんだろう?)

この「Here Comes The Sun」は「Abbey Road」に入っているジョージの曲。
「Abbey Road」でジョージ、といえば「Something」ですよね。
もちろん「Something」も大好きですが、「Here Comes The Sun」もいい曲なんですよ。

「Abbey Road」は恐らく私がビートルズのアルバムの中では最もよく聴いているアルバムです。
どの曲もほんとに素晴らしい!

「Maxwell's Silver Hammer」は、あんなに楽しいメロディーなのに歌詞が怖い!さらっと怖いこと言うの!
「You Never Give Me Your Money」はちょうどビートルズを好きになった頃に、なんか車庫が出てくるCMで流れていたような気がします。(どうやら日産サニーのCMのようです)

さらに、後半の「Sun King」から始まるメドレーは圧巻!
「Polythene Pam」でテンポアップした後に「She Came In The Bathroom Window」に移るあたりからちょっとずつ切なくなってきて、その後の「Golden Slumber」で涙する。そして、「The End」の壮大なエンディング。
これはもうオスカーも狙える感動巨編ですよ。
「The End」のポール→ジョージ→ジョン×3のギターソロは、3人の特徴がとてもよく表れていていて、製作のアップル・ピクチャーズも一押しです。(うそです)

そんな中、地味ながらもいい演技をしているのが「Here Comes The Sun」
今回初めてのノミネートに期待がかかります。(うそですからね)

このアルバムに出会ったのは中学2年生、英語の授業で「that 以下が目的語となる」文章を習った頃で、家に帰ってこの曲を聴いていたら、こんな歌詞が出てきました。
「I feel that ice is slowly melting」
あ、今日習ったのこういうことかー、と思ったのを覚えています。これこそ活きた英語!(別に活きてない!)

近づいてくる春を待ちこがれるわくわくした様子が、歌詞からもメロディーからも伝わってくる、ほのぼのとしたジョージらしい曲です。
私はこのアルバムは最初からCDでしたが、レコードではB面はこの曲から始まるんですね。

ジョージの誕生日が過ぎると、そろそろ寒さが和らいで春の香りがするようになってきます。(あれってなんの香りなんでしょう?)
まさにこの曲で歌われているような気持ちになる季節ですね。

さらに毎年アカデミー賞も楽しみな時期。今年もいよいよ数日後。乞うご期待!
(注:残念ながらノミネートはされていません)

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The Christmas Song

自分の i-pod の中にいちばん多く入っている曲はなにかしら?と思って確認してみたところ、今のシーズンにぴったりのこの曲でした。
この「The Christmas Song」は、私が持っているクリスマス・アルバムのほとんどに入っていました。あー、でも Oscar Peterson のには入ってなかったなぁ。残念。

私が持っていたのは下記の11組のアーティスト。

 
・The Braxton Brothers
「Smooth Jazz For The Season」
 
これはアメリカにいたときに、大きめの公園でジャズ・フェスティバルをやっていて、無料で配布していたCD。
ちょっとおしゃれなインテリアショップとかで流れていそうなアレンジです。

 
・Cesare Picco
「Christmas Tunes」

初めて彼の曲を聴いたとき「映画音楽みたいだなぁ」と思いました。プロフィールを見てみると、彼は映画ではなくバレエ音楽を手がけたり、イタリアのファッションブランド「ETRO」のショー・サウンド・プロデュースなどもやっていたそうです。
この「Christmas Tunes」は、2005年に iTune Store 限定でリリースされて大ヒット、CD化されたものです。
このアルバムはクリスマスものなので冬に聴きますが、印象としては「寒い」ではなく「暖かい」。
ボサノバって夏に聴くけど、私にとってあれはかんかん照りの中で聴くものではなく、木陰で涼んでいるときに聴く音楽。
それと同じように、彼のピアノは寒い日に暖炉の前で(我が家に暖炉はありませんが)聴くといいと思います。

 
・Chicago
「CHICAGO CHRISTMAS : What's It Gonna Be, Santa ?」
 
このアルバムはアメリカで購入。日本版もやっと去年リリースされたようです。
当然のことながらシカゴアレンジ!安心して聴けます。

 
・Cyrus Chestnut & Friends
 「A Charlie Brown Christmas」
 
もうかれこれ7年前になりますが、フロリダに留学していたその年のクリスマスはボストンで過ごしました。
前の週までフロリダのビーチで日光浴をしながらファッション雑誌のクリスマス特集を読んでいて、まったくクリスマスの気分が盛り上がらなかったので、クリスマスをボストンで過ごすことができてとてもうれしかったのです。
そもそも、初めは留学先をボストンにしようと思っていたのですが、寒いのが苦手で夏大好き!なので、アメリカは広いんだからわざわざ寒いところに行く必要はない、と気づいてフロリダに行くことにしたのです。
そんな私ですが、やはり日本で生まれ育っているからか、寒くないとクリスマスを感じられないんですね。
 
アメリカのクリスマスは、日本でいえばお正月のような感じ。ほとんどのお店・スーパーマーケットさえも閉まってしまうので、前日に食料を買い込みました。
当日は街もひっそりとしていましたが、家の中でやることもなかったので散歩に出かけ、静かで美しい街並みを楽しみました。
このアルバムはその頃によく聴いていたので、これを聴くとボストンの風景が甦ります。
 
Christian McBride・Steve Gaddとのトリオに、この曲は Brian McKnight の ヴォーカルが入っています。

 
・Eddie Higgins Trio
「Christmas Songs」
・European Jazz Trio
「White Christmas」
 
このふたつのトリオは、この曲に限らず「ジャズってお洒落!」のお手本です。
もちろんこの曲もお洒落で素敵!ジャズって素敵!
 
Eddie Higgins Trioの方は「Christmas Songs Ⅱ」というのもあり、こちらはⅠのようなよく耳にするクリスマスソング集ではなく、讃美歌の曲(まあ、ほんとのクリスマスソングですね)が多いですが、曲名は知らなくても聞いたことのある曲ばかりで、これも素晴らしいアルバムです。

 
・Elliot Yamin
「My Kind Of Holiday」
 
彼は、私が唯一まじめに「アメリカン・アイドル」を観ていたシーズンに出ていました。(今調べたら2006年のシーズン5でした。なぜこの年にそんなにまじめに観ていたのかは不明)
そして、このクリスマスアルバムはなぜか兄が持っていました。へー、こういうの、兄妹して好きだったんだ―。

 
・Frank Sinatra
「Santa Baby」
 
2006年のクリスマスシーズンにスターバックスで販売していたCDに入っていました。
実はこれ、自分でちゃんと買ったのにあまり聴いたことがなくて、今回初めて自分がシナトラバージョンを持っていることに気づいたぐらいでした・・・。
 
シナトラと言えば、「オーシャンと11人の仲間」という映画がありますが、この原題は2001年にジョージ・クルーニー主演でリメイクされた、「オーシャンズ11」と同じ「Ocean's Eleven」です。
つまりオーシャンを含めて11人なのですが、「オーシャンと11人の仲間」だと12人みたいですよねぇ・・・。

 
・The Kenny Drew Trio
「Season's Greetings」

「絵に描いたようなジャズ」と言えば Kenny Drew。この曲も例外ではないので、本来ここではそのことについて突っ込むべき(?)なのですが、このアルバムには、私にとってまだクリスマスが一大イベントだった若かりし頃の想い出がたくさん詰まっているので、客観的に感想を述べることができません。

 
・Michael Buble
「Let It Snow」
 
90年代に大ヒットした、長年仲のいい友達だった男女がようやくお互いの気持ちに気づく、というロマンチックコメディーのエンディングのパーティーのシーンで、ふたりがダンスをする曲として流れていました。(うそです)

 
・Vince Guaraldi
 「A Charlie Brown Christmas」
 
言わずと知れた「PEANUTS」の音楽を担当している Vince Guaraldi のアルバム。
最近でもたまにデパートなどで耳にしますが、数年前まではクリスマスシーズンになると、スターバックスをはじめあらゆることろでこのアルバムが流れていたような気がします。
 
私がクリスマスのアルバムを集めるようになったきっかけとも言えるアルバムで、ピアノの音色がとてもきれいです。
特に「My Littele Drum」のメロディーはほんとうに美しい!


今回この曲について書くために、何度かこの11種類のバージョンを続けて聴いてみました。
昔の思い出が詰まっているアルバムを聴くときは、その心構えができていて、次にどの曲がくるのかもわかっています。
しかし、このような聴き方をすると、曲が始まるたびにその曲をよく聴いていたころの思い出が甦ってしまうので、心穏やかではいられませんでした。
シャッフルで音楽を聴いてる方は毎日こんなに心乱されてるのかなー?(私はランダム再生で音楽を聴くことは皆無)


ちなみにこの11種類のバージョンのキーは、下記の通り4種類でした。

C :Cyrus Chestnut・European Jazz Trio・ Kenny Drew・Michael Buble・Frank Sinatra
D :Cesare Picco
E♭:Chicago・Eddie Higgins・ Braxton Brothers
F :Elliot Yamin・Vince Guaraldi

絶対音感を持っている人の中には、キーによって色のイメージを持っている人もいるようですが(私は音に色のイメージは持ってないです)そういう人はこれらも同じ曲でもかなり違った印象に感じるんでしょうね。

来週のクリスマスにはこの曲をまた11バージョン続けて聴こうと思います。

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Kissing A Fool ( by George Michael )

「聴くと必ず泣ける曲」というのは誰にでも1曲ぐらいはあると思います。(まあ、1曲で十分ですが。私もこの曲ぐらいしか思いつきません)
私の泣ける曲はジョージ・マイケルの「Kissing A Fool」です。

1988年のシングルで、イギリスでは18位、アメリカでは5位にチャート・インしていたようです。
私が持っているのは、1998年にリリースされた彼のベスト・アルバム「Ladies And Gentlemen」に入っているもの。
このアルバムは2枚組で、1枚目には「For The Heart」・2枚目には「For The Feet」という名前がついています。
「Heart」に対して「Feet」っていうのがいい。

もちろん、「I Want Your Sex」「Faith」「Freedom 90」は「Feet」に、この「Kissing A Fool」やエルトン・ジョンと共演している「Don't Let The Sun Go Down On Me」は「Heart」に収録されています。

「泣ける曲」といっても別にメロディが悲しげ、とかいうわけではなく、要するにただの思い出です。
悲しいときには楽しい曲を聞いても涙が出てきてしまう、というのはわかりますが、悲しくもないのにある曲を聞いただけで泣けてくる、というのは相当なものです。
あ、でも、ここまで言っておいてなんですが、この曲にそんなに悲しい思い出があるわけではありません。

「so goodby, but please don't take my heart」という歌詞がねー、こんな気持ちを経験したことがある人ならきっと泣いちゃいます。
あと、Cメロ8小節の歌詞はまるごと、「うん、うん、そうだね、切ないね」という感じなのでここでは省略。
この8小節の彼の声はほんとうに素晴らしい!「朗々と」という言葉はまさに彼の歌声のためにある、と常々思います。

有名な曲のカバーってがっかりすることも多いけれど、彼がカバーしている、クイーンの 「Somobody To Love」、スティーヴィー・ワンダーの「As」、映画「バグダッド・カフェ」の主題歌「Calling You」は、オリジナルを凌ぐ歌いっぷりです!

歌手に限らず「いい声」と感じるのには、ただ単にその音色にあるわけではないと思いますが、その人への思い入れを除いても、私がいい声だなぁと思う歌手は、ジョージ・マイケル、エルトン・ジョン、フレディー・マーキュリーです。(すごく月並みな人選ですね。そして偶然にも3人共・・・)

泣く演技をしないといけないオーディションを受けるとしたら(そんな機会ないけど)、私はこの曲で合格まちがいなしです。
まあ、でも、ふだん特に泣きたいわけではないので、この曲はあまり聴かないようにしています。
ただ、うっかりどこかで流れているのを耳にするとつい動揺してしまうので、この曲を聞いても涙が出てこないような訓練をしておこうと思います。

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