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2013年7月

SEX AND THE CITY

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私がこのドラマを初めて観たのは2005年、私がちょうど30歳になった夏のこと。
そのときにはもうすでにアメリカでの放送(1998年~2004年)は終了していて、その後、ドラマの続きとして劇場映画が2作公開されました。(もちろんどちらも観に行きました)

当時Lala TVで放送されていたこのドラマの放送前後に、中村うさぎさんと倉田真由美さんのおふたりが解説をしているのがまた毒舌でおもしろくて、最初はこれを聞きたいがために録画をしていました。
その後このドラマにすっかりはまってしまった私は、ちょうど発売されたばかりのDVDコンパクトBOXを購入し、一気に全エピソードを鑑賞したのでした。

4人の登場人物、キャリー・ミランダ・サマンサ・シャーロットは30代独身女性。

彼女たちはよく恋をし、よく働き、よく消費し、人生を楽しんでいます。
そして失恋しては落ち込み、友達同士で励まし合い、喜怒哀楽も激しい。

「家も仕事もちゃんとあるのに、恋人がいないだけでこんなにみじめに感じてしまうのはなぜ?」
「アパートメントを買う頭金がないのは、マロノの靴を100足も買ったからなの?!」
「私が欲しい指輪もわからないような男と結婚できるわけないじゃない!」

うなずいてしまうセリフ、笑ってしまうセリフが満載です。

最初にこのドラマの全エピソードを観たときに最も印象に残ったシーンは、シャーロットの結婚式の式場でエイダンがキャリーから去って行くシーンでした。
この、切ないけれどさっぱりした感じ、これでいいんだと自分を納得させる感じ。やはり共感するのは身に覚えがあることなんですね。

このドラマが世界中でこんなにも支持されたのは、どの国にも同じような経験をして、同じようなことを考えている(主に)独身女性たちがたくさんいたからでしょう。
キャリーが最終回のエピソードで使う「恋愛至上主義」という言葉に共感した人も世界中に数え切れないほどいたでしょうね。

そして、私もキャリー同様、「soulmate」を探すことをライフワークとしてきました。(大げさ)

私が自分をロマンチックだなぁと思うのは、誰にでも運命の人は必ず存在する!と信じていることです。
そして、私が自分をリアリストだなぁと思うのは、その運命の人に必ず出逢えるとは限らない!と思っていることです。

30代のほとんどを独身として過ごしてきた私は、既婚女性が「『Sex And The City』っておもしろいよね!大好き!」なんて言うのを聞くと腹が立ちます。
このドラマをおもいしろいと言っていいのは、30代独身女性の特権だと思っているからです。
(もちろん「公に」という意味ね。別に鑑賞するのもおもしろいと思うのも自由ですから。)
自分が結婚したら、絶対にそのような発言はしないぞ!と思っていました。(そんな日が早く来ればいいなーと思いながら)

そしてようやく今、その権利を行使する最後のときがやってきました。
(つまり、本日入籍するのです。この日が来てほんとうによかったなぁ)

数か月前までリビングのテレビの横の棚に堂々と置かれていたこのDVD BOXは、彼が引っ越して来るのを機に家中の片づけ・模様替えをした際に、クローゼットルームの奥の本棚に場所を移しました。

今までずっと、このドラマの中で共感したセリフ・シーンやそれにまつわる感想はいくらでも書けちゃうなーと思っていました。
しかし私は独身の間はそれを文章にするのはさすがに自分に申し訳なくて書けませんでした。
そして結婚してからはもう書く資格はない。(と私が私自身に思っている)

つまり、そういったことは自分の心の中にしまっておくものなんだと思います。(そしてそのうち忘れてしまうのかしら・・・)

キャリーもビッグと婚姻届を出したときはこんな幸せな気持ちだったんだろうなぁ、と想像しながら、今日私もいちばんお気に入りの靴をはいて、愛する人と共に市役所へ行ってきます。


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