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映画鑑賞日記・その19

・The Amazing Spider-Man (「アメイジング・スパイダーマン」 2012年 アメリカ)

新しいスパイダーマンシリーズの1作目。
こういうの最近は「リブート」っていうんですね。

キャストも一新。
スパイダーマン=ピーター・パーカーはアンドリュー・ガーフィールド、ガールフレンドのグウェン・ステイシーにエマ・ストーン。
ふたりともとってもかわいくてお似合いカップルでしたねぇ。
ピーターを育てているベンおじさんとメイおばさんには、マーティン・シーンとサリー・フィールド。
マーティン・シーンはかわいらしいおじいちゃんになっていて、サリー・フィールドは面倒見のいい「ブラザーズ&シスターズ」のお母さん・ノラそのままでした。いいキャスティング!
(ピーターがとてもいい青年なので、ベンおじさんはいい父親代わりだったんだなぁと思ったと同時に、マーティン・シーンは実生活では子育てうまくできなかったのね・・・と思ってしまいました)

ああ、そうそう、キャストといえば、公開前に「C.トーマス・ハウエルが出ているらしい」という情報を得て、へー楽しみだなーと思ったのに、映画館ではすっかり忘れていました。
1週間ぐらい経ってから思い出して(遅い!)そういえばどこに出ていたんだろう?と調べてみたら、感動のクレーンのシーンに出てきたお父さんだったんですねー。
観賞時にも顔はばっちり見ていたはずなのにまったく気づかなかった!
言われてみれば、歳をとってはいるけどポニーボーイの顔でしたね。
(彼は30年前の青春映画「アウトサイダー」で主人公ポニーボーイを演じていて、私がこのブログで初めてレビューを書いた作品なのです)

トビー・マグワイアがスパイダーマンを演じたシリーズは2作観たはずなんですが、ストーリーはあまりよく覚えていませんでした。
キルスティン・ダンストが演じていた女性と今回エマ・ストーンが演じていた女性も同じだと思っていました。
なので、ベンおじさんが殺されてしまうシーンも驚くことができました。(物覚えが悪かったり展開を予想できなくて、結果的に映画を楽しめることがよくあるんですよね・・・)

今回私は2Dで観ましたが、スパイダーマンが街を飛び回るシーンなどは3Dで観たら迫力があるだろうなーと思いました。
ピーターとグウェンの葛藤もストーリーもわかりやすく、3部作になると言われているこのシリーズの今後がとても楽しみです。

ちなみに私がいちばんびっくりしたシーンは、ピーターがあのマスクを自分で作っていたことです。手縫いだったんだ!


・The Lincoln Lawyer (「リンカーン弁護士」 2011年 アメリカ)

ロサンゼルスの刑事弁護士ミッキー・ハラーが主人公の同名小説の映画化。原作はマイケル・コナリー。
ミッキーをマシュー・マコノヒーが演じています。

彼が弁護する資産家の息子ルイスを演じるのはライアン・フィリップ。
彼の役は、見ている側の思い込みをうまく利用していましたね。
ショーン・コネリーが出演していた「理由」も、同じように、思い込みってこわいなと思った映画でした。

この映画、公開直前まで知らなくて、テレビの紹介でおもしろそうだなーと思って急きょ観に行ったのですが、予想以上におもしろかったです。
そういえば私は法廷ものって昔から好きだったんだ。
「ア・フュー・グッドメン」も大好きな映画だし、レイモンド・バー主演のテレビドラマ「弁護士ペリー・メイスン」もよく観ていました。(録画したビデオテープまだたくさん持ってるなぁ)

ミッキーも、相棒のフランク(ウイリアム・H・メイシー)もマギー(マリサ・トメイ)もキャラが立っていて(これ大事!)キャスティングもぴったりでした。
ミッキーとマギーは離婚したカップルにしては仕事でもプライベートでもとてもいい関係を築いていて、それが珍しくてよかったですね。

小説は何作か出ているようなので、映画も続編ができることを期待しています。


・TROUBLE WITH THE CURVE (「人生の特等席」 2012年 アメリカ)

クリント・イーストウッド主演のドラマ。
彼が演じているのはメジャーリーグのベテランスカウトマンなので、いちお(私の好きな)野球ドラマってことになるのかな。
監督のロバート・ロレンツはイーストウッドの愛弟子だそうです。

私はイーストウッドが出ている映画は数本しか観たことがないので、「彼はこういうイメージ」というのがまったくありませんでした。
1年ほど前に公開された「マネーボール」も選手の発掘に関するストーリーで、そこでも、スカウトマンの観察や勘を重視する昔ながらの方法かがいいのか?データを重視する新しい方法がいいのか?という議論が出てきました。

映画の中では「どちらか」みたいな描き方の方がわかりやすいとは思いますが、実際はどちらも必要なことだと思います。
データでいろいろわかるとはいえ数字や項目に分類しづらい事柄をすべて記録に載せることは難しいので、やはり自分の目で確認する、という作業はなくならないでしょうね。

イーストウッド演じるガスが最後の仕事として注目している高校生スラッガーのボーは登場した瞬間から、あー、きっとこうなるんだろうなぁ、と予想できるキャラクターで、ストーリー自体も安心して見られる展開でした。

ガスの娘・ミッキーを演じたエイミー・アダムスと、ガスが昔発掘した投手で今はスカウトマンになっているジョニーを演じたジャスティン・ティンバーレイク(彼が出演している映画を今年は3本も観に行っていました)はどちらも好きな俳優さん。
ふたりが出演している映画で私がみたものはどれも好印象でしたが、この映画でもふたりともとてもキュートで素敵でした。
ガスが若いころの回想をするシーンで、若き日のクリント・イーストウッドの顔がほんのちょっと出てきたときには、これ、彼のファンだったらなんの映画のどこのシーンの映像だかわかるんだろうなぁ、と思いました。(なんの映画だったのかちょっと気になる。父に訊いたらわかるかなぁ)

ガスはミッキーをいつも三等席にしか座らせてあげなかったことを気にしていますが、ミッキーにとってはお父さんと一緒に野球を見る席はいつも特等席だったというシーン。
セリフを聞いていておもしろいなと思ったのが、この映画の邦題にもある「特等席」。
これは英語では「best seat」です。一方の三等席は「cheap seat」。
日本語でも「特等」とか「三等」という言葉自体は別に値段を言っているわけではないのですが、英語を聞いた方が、安い席でも特等席になり得る、という感覚がわかりやすかったですね。

野球の映画を観るといつもなのですが、またアメリカの球場に行って試合を観たいなーと思わずにいられませんでした。

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