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映画鑑賞日記・その8

・Broken English

(「ブロークン・イングリッシュ」 2007年 アメリカ)

映画監督ジョン・カサベテスと女優ジーナ・ローランズの娘さん、ゾーイ・カサベテスの初監督作品。お母さん出演していましたね。

NYで働くノラがフランス人のジュリアンと出会ってパリまで探しに行く、というストーリー。
初めてのデートで寝てしまった男性に彼女がいると知って落ち込んだり、素敵なジュリアンに出会ったら出会ったで素直になれなかったり。
彼女は30代の設定ですが、こういう映画を観ると何歳になっても恋ってそういうものなんだと改めて思います。
私も30代なので、やはり恋愛においても「もう20代じゃないんだし」と行動や発言を抑えてしまいそうになりますが、ほんとはそんなこと考えなくていいんですよね。
だからこそ主人公が何歳でも、恋愛映画って結局同じような内容なんだから。(あ、これほめ言葉ですよ)

彼女がパリのバーで一緒にお酒を飲んだ男性の言葉。
「たいていの人はひとりがさみしくて相手を探すが、たまに魔法を信じている人がいる。魔法というのはめったに起きないものなんだよ。」

めったに起きないとしても、起こる可能性があるならやっぱり信じ続けないとね!


・Kick-Ass
(「キック・アス」 2010年 アメリカ・イギリス)

予想外にバイオレントなシーンが多かったため、コメントなしです。


・Zombieland
(「ゾンビランド」 2009年 アメリカ)

早稲田松竹という映画館で1週間限定「キック・アス」との2本立て上映でした。

これは以前にも感想を書いていて、DVDも持っているため何度も観ているのですが、やっぱりスクリーンで観るといいですねー!
いちど観ている方がたくさんいらっしゃるためか、私が何度観ても笑っちゃうシーンはみなさんも声を出して笑っていました。そういうのって楽しい。
あとは、ジェシーファンの方は同じところで笑うのが連帯感。

続編できればいいのになー。


・The Kids Are All Right
(「キッズ・オールライト」 2010年 アメリカ)

主演のアネット・ベニングとジュリアン・ムーアがとても魅力的な映画でした。
レズビアンのカップルが主人公の映画ってあまり記憶にないジャンルです。

これはよくあることなのかわかりませんが、この映画のようにレズビアンのカップルがそれぞれ子供を産む場合、精子提供者が同じであれば子供たちは半分は血が繋がったきょうだいになれるんですね。
それぞれ違うとお互いの連れ子みたいになってしまうので、ちゃんと結婚しているレズビアンのカップルであればこうするのはいいアイデアだなと思いました。

精子提供者のポールが彼らと接するうちに自分も家族を持ちたくなる。
そしてそれを簡単に手に入れようとしてジュリアン・ムーア演じるジュールスに電話をするシーンは、まったくこれだから男は…という感じの描写になっていて、そりゃあニック(アネット・ベニング)も怒るよね。ジュールスが思わず携帯電話をポイってしちゃうのもわかる。(笑いました)

それでも私はこのポールにとても好感を持ちました。
物語の初めの方で子供が彼に連絡を取ろうとしているシーン。彼はすんなりとそれを受け入れます。

私は、他人に素直な気持ちや態度で接することのできる人に出会うと毎回、これってその人の才能だよなぁ、と思います。
それはもう初対面の時点でわかってしまうもので、例えば同じ発言をしていてもそういう素直な人が言うのと計算して言っている人のでは(私の方も無意識ではあるのですが)まったく違う言葉として受け止めてしまいます。

結局はただの他人であるポールがこの家族に意見したり簡単に仲良くなったりすることは、やはりこの家族にとって不快なことかもしれません。
しかし、彼がそうすべきかどうかは置いておいても、その意見の中にはきっと耳を傾けるべきこともあるはずだと思うのです。
そして、私はとにかく彼のそのオープンな性格描写が素晴らしかったため、彼のことを不快には感じませんでした。
マーク・ラファロがこの役でオスカーにノミネートされていたのも納得でしたね。


・No Strings Attached
(「抱きたいカンケイ」 2011年 アメリカ)

この原題どういう意味なんだろう?と思っていたら、セックス・フレンドのことを「no-strings-attached relationship」って言うんですね。

ま、観なくても想像がつくような展開ですが、ナタリー・ポートマンがかわいくて、アシュトン・カッチャーもいい感じでしたよ。
結局最後はハッピーエンドでうれしくなっちゃったし!

彼らのセックス・フレンドとしての基本ルールは「嘘をつかない」「嫉妬をしない」「朝ごはんは一緒に食べない」など、どれもまあありがちなものばかりですが(でも嘘は恋人同士でもつかなくていいよね)中でも私がいちばん気に入った(?)のは「真剣に見つめ合わない」「手を握らない」のふたつ。
もうこれは完全に恋人の特権ですからね!
「ゴシップ・ガール」というアメリカのドラマでブレアという女のコが「恋人でもないのに髪の毛を触らないで!」というシーンがありましたが、これもまた納得のセリフでした。
(まあ、そもそも恋人でもないのにセックスするなって意見もあるでしょうけど)

私はこの映画を「キッズ・オールライト」と同じ日に観たのですが、どちらもほどよくほろりとしたり笑ったりできるお話で、この2本の映画のおかげで今年のゴールデン・ウィークも楽しかったなーといういい思い出になりました。

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