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第68回 ゴールデン・グローブ賞 授賞式

今年の授賞式は、2011年1月16日に ビバリーヒルトンホテルで開催されました。

ゴールデン・グローブ賞は、ハリウッド外国人映画記者協会(Hollywood Foreign Press Association:HFPA)が選ぶ映画賞です。
毎年授賞式から1週間ぐらいすると日本でも放送されるので、この時期とても楽しみにしているイベントです。
(あの最悪な司会者さえいなければもっと楽しめたかと思うと、それだけがほんとうに残念。そりゃあネタにされた人は怒るよね、って思う)

いくつか印象的だったスピーチを。


・アネット・ベニング 「キッズ・オールライト」:主演女優賞(ミュージカルコメディ映画部門)

黒いドレスとめがねにショートカットがとても素敵でした。
最後に「1962年にGGを受賞した夫のウォーレン・ベイティーに感謝します」とスピーチしたときのふたりの笑顔と言ったら!


・アーロン・ソーキン 「ソーシャル・ネットワーク」:脚本賞(映画部門)

「映画の観客は製作者と同じぐらいスマートだと信じていたソニーのみなさんに感謝します」
製作が決まるまで、作品が出来上がるまで、そして観客に受け入れられるかどうか、ということに、ものすごいプレッシャーがかかっているんだろうなぁ、と思わされるスピーチでした。

「キーボードを打つシーンがまるで銀行強盗のようだった」
確かに!ハッキングを始めるシーンは何度観てもわくわくします!

そして最後に自分のお嬢さんに向けて言った「『エリート』という言葉は、悪い言葉ではなく自分を高める言葉で、スマートな女性は楽しい人生を手に入れられるんだよ」というスピーチもとてもよかったなー。


・ナタリー・ポートマン 「ブラック・スワン」:主演女優賞(ドラマ映画部門)

婚約者であるベンジャミン・ミルピエの子供を妊娠しているためピンクのマタニティードレスを着ていて、ドレスも彼女もとてもきれいでした。

そして、ベンジャミンのことをこうスピーチ。
「映画の中で彼が『あの子と寝たいか?』と聞かれて『ノー』と答えるシーンは名演だわ。だって彼、ほんとは私に夢中だもの!」


・マイケル・ダグラス:作品賞(ドラマ映画部門)プレゼンター

出て来るなりスタンディング・オベーションで迎えられ、思わず一言。
「スタンディング・オベーションされるにはもっと楽な方法があるだろうに…」

彼は去年喉頭がんの治療をして、今回の授賞式で何か月ぶりに公に姿を現したのです。
当然のことながら治療がとても大変だったそうなので、このスピーチにはカムバックできた嬉しさと同時に本音が詰まっていたのでしょうね。


・スコット・ルーディン 「ソーシャル・ネットワーク」:作品賞(ドラマ映画部門)

ひととおり関係者に感謝した後、キャストの段になって主演のふたりに「なんで座ってるんだ?上がっておいで!」

GGはアカデミー賞と違い、作品賞の受賞のときは、関係者がみんな壇上にあがります。
他のキャストもあがっているのに、肝心のジェシー・アイゼンバークとアンドリュー・ガーフィールドは椅子に座ってスピーチを聞いていたのです。

彼にこう言われて壇上にあがった後も、ふたりとも控え目に後ろの方に立ってにこにこしていたのがとても微笑ましかったです。
スコット・ルーディンからは、「まさに右脳と左脳のコンビネーション、ジェシーとアンドリュー」と紹介されていました。

You Tubeなどで彼らのインタビューをいろいろ観ていると、まさにこの言葉がぴったりの対照的なコンビだと思います。
いろんな動画や写真からは彼らがとても仲良しなのが伝わってきて、アメリカではファンから「恋人同士みたい!」なんてからかわれているのも微笑ましいです。


毎年のことですが、GG賞が終わるとすぐにアカデミー賞ノミネートの発表があり、1か月ほどで授賞式がやって来ます。
この待っている間というのは私たちもとてもわくわくしますが、ノミネートされている人たちはドキドキなんでしょうね。
今年のアカデミー賞は2月27日。私が放送で見られるのはもう少し先になりますが、とっても楽しみです!


今年のTVの部は私があまりドラマを観ていなくて興味がなかったので、映画の主要受賞一覧を。

・ドラマ部門・作品賞
「ソーシャル・ネットワーク」

・ドラマ部門・主演女優賞
ナタリー・ポートマン 「ブラック・スワン」

・ドラマ部門・主演男優賞
コリン・ファース 「英国王のスピーチ」

・ミュージカル・コメディ部門・作品賞
「キッズ・オールライト」

・ミュージカル・コメディ部門・主演女優賞
アネット・ベニング 「キッズ・オールライト」

・ミュージカル・コメディ部門・主演男優賞
ポール・ジアマッティ 「BARNE'S VERSION」

・助演女優賞
メリッサ・レオ 「ザ・ファイター」

・助演男優賞
クリスチャン・ベイル 「ザ・ファイター」

・監督賞
デヴィッド・フィンチャー 「ソーシャル・ネットワーク」

・脚本賞
アーロン・ソーキン 「ソーシャル・ネットワーク」

・セシル・B・デミル賞
ロバート・デ・ニーロ

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