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2011年1月

映画鑑賞日記・その2

・Mother and Child
(「愛する人」 2009年 アメリカ・スペイン)
 
アネット・ベニング、ナオミ・ワッツ主演、ロドリゴ・ガルシア監督作品。
10年ほど前に「彼女を見ればわかること」という映画を観に行きましたが、これ、彼の監督デビュー作だったんですね。
言われてみれば「愛する人」と共通するような印象的なシーンがありました。
 
この「愛する人」は、物語や人物がとにかく丁寧に丁寧に描かれている映画でした。
主演のふたりをはじめ、彼らに関わる男性を演じた俳優さんたち、そして養子斡旋事務所のシスターを演じたチェリー・ジョーンズもとてもよかったです。
 
彼女は、顔の作りによるところも大きいとは思いますが、表情がとてもやわらかくて優しいので、今回のような役柄にはぴったりだと思います。
「24」での大統領役も毅然としてかっこよかったですけどね。
今調べてみたところ、「クレイドル・ウィル・ロック」や「ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密」「オーシャンズ12」などにも出ているので、私は映画でもけっこう目にしていたはずなのに全然覚えてないなぁ。
 
私が歳をとってよかったと思うことは、映画を観たときに、登場人物がなぜここで涙を流し、笑い、このような発言をしてこの行動をとったのか、ということが、あー、わかるわかる、とわざわざ意識しなくてもすんなりと理解できるようになったことです。
この映画でもそのようなシーンがいくつもありました。
 
特に、エリザベスが産まれた子供を一目見てほっとしたのと同時に、全く同じ理由からこの上ない悲しみを感じていることは、私が彼女と同じぐらいの年齢の女性であるからこそ理解できたことだと思います。
恐らく10年前の私にはわからなかったでしょうし、不本意ながらあえて性別を持ちだすのであれば、男性の方はこのシーンをそこまで悲劇的に捉えないでしょう。
 
とはいっても、ロドリゴ・ガルシア監督がインタビューで「私は女性がなにを考えているのかはわからないので、想像するしかない」と言っていたように、私も男性がなにを感じているのかは想像するしかないので、機会があればこの映画を観た男性の方にこのシーンの感想を聞いてみたいなぁと思いました。
 
まあ、実際は同じ女性だからといって同じ捉え方をするとは限らないし、観たときの年齢や子供を産んだことがあるかないかでも見方は大きく変わってくるはずなので、また時間をあけて観てみるとおもしろいだろうと思います。

 
・Potiche
(「しあわせの雨傘」 2010年 フランス)
 
カトリーヌ・ドヌーブ主演、フランソワ・オゾン監督作。
この映画はミュージカルではないですが、ちょっと舞台っぽくて「8人の女たち」と似た雰囲気がありました。
70年代が舞台なので、洋服やオフィスのインテリア(古い電話がなんだか新鮮!)などが観ていてとても楽しかったです。
 
原題の「Potiche」というのは「壺」のことで、観る前はなんでだろう?と思っていました。(映画を観るとわかります)
そして邦題に関しては、カトリーヌ・ドヌーブが主演だからって雨傘…と思っていましたが、確かに傘会社が出てくるストーリーだし、「しあわせの雨傘」という言葉の持つかわいらしい楽しい印象と映画の印象がとてもよくマッチしていました。
 
オゾン監督と言えば「スイミング・プール」のエンディングが印象的ですが、この映画では最後にタイトルの「壺」に関するセリフが出てきて、ほほ笑まずにはいられないエンディングでした。

この映画を観たのは「愛する人」を観た次の日でした。
そうそうあることではないのですが、私はどのような種類であれ感情に深く訴えかける映画(まあでも、楽しいとか嬉しいといった明るい感情ではなく、もっとシリアスな重い感情の場合ですかね)を観た後に、その感情と関係のある夢を見ることがあり、「愛する人」を観た夜にはとにかく自分が「不安」を感じているという夢を観ました。
そんな日に、今度はこのような肩肘張らずに観られる映画を選んだので、バランスがよかったなと思いました。


・¡ Three Amigos !
(「サボテン・ブラザーズ」 1986年 アメリカ)
・The Pink Panther
(「ピンクパンサー」 2006年 アメリカ)
・Father of the Bride
(「花嫁のパパ」 1991年 アメリカ)

先週私は「スティーブ・マーティン週間」だったので、彼の主演作である上記3本を観ました。

「サボテン・ブラザーズ」は「おバカ映画の傑作」としても名高い作品。
マーティン・ショート、チェビー・チェイスという豪華キャスト。

ピンクパンサーは子供の頃、アニメのものを見ていた記憶があります。(内容はあまり覚えていない…)
この映画およびアニメの元になっているのはピーター・セラーズで有名なピンクパンサー・シリーズ。
そしてピンクパンサーといえばなんといってもあのヘンリー・マンシーニによるテーマ曲。(映画「ハタリ!」の「仔象の行進」も楽しくて大好き!)この映画も音楽がよかったですねぇ。
実は、私はピーター・セラーズの伝記映画を観たことはあるのですが(演じたジェフリー・ラッシュ、そっくりでした)肝心の映画はまだ観たことないんですよね…。

このふたつは正統派ドタバタコメディでしたが、「花嫁のパパ」はスペンサー・トレイシーとエリザベス・テイラーの「花嫁の父」のリメイクで、コメディタッチのドラマといったところ。

スティーブ・マーティンの映画をそんなにたくさん観たことがあるわけではないですが、この「花嫁のパパ」や「バックマン家の人々」のように、ふつうのドラマでありながら、ところどころに出てくる彼のジョークやコミカルな動きに笑ってしまうような映画が私の好みなんだなー、と思いました。

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映画鑑賞日記

・The Sisterhood of the Traveling Pants
(「旅するジーンズと16歳の夏」 2005年 アメリカ)
・The Sisterhood of the Traveling Pants 2
(「旅するジーンズと19歳の旅立ち」 2008年 アメリカ)
 
これはアン・ブラッシェアーズの「トラベリング・パンツ」という小説が元になっています。これはシリーズもので何冊か出ているんですね。
映画で主人公たちを演じた4人がとてもフレッシュでかわいらしくて役柄にぴったりでした!
これは、私がこの本を読んだことがないからそう感じたのだと思います。小説が気に入っている場合、映画の配役というのはなにかしら不満が出てしまうものなので。
 
そのうちのひとり、アンバー・タンブリンという女優さんのことは知らなかったのですが、ブレイク・ライブリーは「ゴシップガール」、アメリカ・フェレーラは「アグリー・ベティ」でよく観ていました。
もうひとりのかわいいコもなんか見たことあるなぁ、と思っていたらは「ギルモア・ガールズ」に出ていたアレクシス・ブレデルという女優さんでした。
 
もちろん、彼女たちはよくけんかをして謝ってハグしていて、やはりそういうシーンに仲の良さが表現されていました。
私はそのような文化にいないので、家族や友人とけんかをしなくても良好な関係を築いていますが、こういう関係がどんな感じなのか経験してみるとおもしろいだろうなぁと思います。
 
題名に16歳とか19歳が入っていて高校生の友情がテーマ、などと聞くと、ちょっと観るのが恥ずかしかったり、もはや共感できないのではないか?と思ってしまいますが、もちろんそんなことはないので、これも公開からだいぶ経っていましたがやっぱり観てよかったです。

 
・Vicky Christina Barcelona
(「それでも恋するバルセロナ」 2008年 アメリカ・スペイン)
 
この映画の主人公はレベッカ・ホールとスカーレット・ヨハンソンなのですが、日本での知名度で言えばもうひとりの女性であるぺネロぺ・クルスが有名なので、3人が主演、みたいに宣伝されていました。そう思ったまま原題を見ると、ヴィッキーとクリスティーナとバルセロナっていう女の子の話だと思っちゃいます。(実際はヴィッキー=レベッカ・ホールとクリスティーナ=スカーレット・ヨハンソンがバルセロナでひと夏を過ごすお話です)
 
この映画は我が家に友人が遊びに来たときに観ました。「このシチュエーションでキスしないよねぇ」とか「この子だったらそのまま結婚する??」などど話しながら観ることができて(ちなみに友人は独身の女の子)なんだか新鮮でした。
 
ひとりで観ても誰かと一緒に観ても、それが映画館だと感想を話すのは終わった後なので、どうしても印象が強かったシーンのことだけになってしまいます。
それが、家で誰かと一緒に観る場合、些細なことでも映画の途中ですぐにコメントし合うことができるので、また違った楽しさがあります。
たまにはこうやって、おしゃべりをしながら軽い気持ちで映画を観るのもいいですね。

 
・The General
(「キートンの大列車追跡」 1927年 アメリカ)
 
バスター・キートンの1927年の作品。最も人気があった頃なのかな?
私はどうも「白黒映画は見づらい」というイメージを持っており(実際見てみるとそれほど見にくいわけではなく、そのこともよくわかっているのですが、やはり「白黒」と聞くと敬遠してしまいます…)また、サイレント映画というものもほとんど見たことがありません。
でも、この映画とてもおもしろかったー!
彼の映画をもっとたくさん観てみたいので、早速手に入るDVDをいくつか注文してあります。楽しみ楽しみ。
 

・The Shawshank Redemption
(「ショーシャンクの空に」 1994年 アメリカ)
 
TOHOシネマズの「午前十時の映画祭」にて。近所の映画館に来るまで1年近く待った!
ちなみにこの映画、1995年に公開されたときも映画館に観に行きました。何度観ても素晴らしい。

 
・Hable con ella
(「トーク・トゥ・ハー」 2002年 スペイン)
 
ペドロ・アルモドバル監督の作品は長い間なんとなく観そびれていましたが、ちょうど以前から観たいと思っていたこの映画がテレビで放送されていました。

登場人物の洋服や建物・部屋のインテリアの色がとても鮮やかで、スペインの光がそうさせるのか、風景などの映像もとても明るくきれいでした。対称的にストーリーは決して明るいとは言えず、どちらかというと気が滅入るような内容ですが、自分でも意外なことに、私はこういう映画が割と好きなのです。
 
登場人物がサイレント映画を観るシーンがあり、それがブコウスキーの「15センチ」(「町でいちばんの美女」に収録)を彷彿とさせる映画なのです!
例の衝撃的なシーンが映像化されていて、もちろんブコウスキーの方がグロテスク(この本を電車で読んでいて吐きそうになったことを覚えています)ですが、小さくなってしまった男性のリアクションとしてはブコウスキーの方が正しいと思います。
 
 
・Field of Dreams
(「フィールド・オブ・ドリームス」 1989年 アメリカ)

これも「午前十時の映画祭」にて。もう何度も何度も観ている大好きな映画。
あー、早くシアトルにイチローの試合観に行かなくちゃー、って思いました。


・The Social Network
(「ソーシャル・ネットワーク」 2010年 アメリカ)

昨年アメリカでかなり話題になったということで、公開を心待ちにしていました。

冒頭、キャラクターの紹介や背景が非常にわかりやすくスマートに描かれていて、ストーリーも最後までテンポよく進み、とても出来のいい映画だなぁと思いました。
話題のジャスティン・ティンバーレイクをはじめ、主人公のふたりもゴールデン・グローブ賞にノミネートされているだけあって好演だったし、それぞれの性格・それぞれの立場にリアリティがあったので、すぐに惹き込まれました。

訴訟が絡んでいるだけに、私はとても悲しいストーリーだと思いました。
終わり方が切なくて、そして最後に流れる曲には思わずにやり。

題材になっているfacebookは、今調べてみたところ日本語版が立ち上がったのが2008年5月。
私がアメリカとヨーロッパの友人たちから相次いで勧められて登録したのは6月だったので、立ち上がったばかりだったのですね。
実際は2年以上経った今でも、たまに友人たちの写真を見たりメッセージを読むぐらいで「登録しているけど使っていない」という認識のままです。ヨーロッパやアメリカではかなり使われているSNSなので、この映画を観たことをいい機会と思って、もっと彼らにメッセージを送ったりしてみようかしら。

私はアカデミー賞の授賞式を毎年楽しみにしていますが、結果よりお祭り的な要素を楽しんでいるだけなので、思えば今まで、誰が・どの作品がオスカーを取ったらいいのに、ということを考えたことがありません。むしろ毎年、アカデミー賞を取るとその後に日本で公開になる場合は混んでしまうので、観たい作品は取らないでー!と思ってばかりでした。
この映画は話題性・娯楽性にも優れていて、なおかつ非常に素晴らしい出来栄えだったので、今度のアカデミー賞はこの作品が取ったらいいな、と思います。
あ、でもそれはもしかして、オスカーを取っても、もう混む心配をしないでいいからかもしれないなぁ。

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変身 (by フランツ・カフカ)

Photo_30© 1985 新潮社

私がこれを初めて読んだのはもうおとなになってからでしたが、とても有名な小説なので、読んだことがなくても「変身」という題名や「朝目覚めたら虫になっていた」というあらすじはもちろん知っていました。
そのショッキングな設定から、勝手におどろおどろしい小説なんだろうとイメージしていました。気持ち悪そうだから読まないでいいや、と思っていたのです。
それがどうして10年ほど前に読もうと思ったのかは覚えていませんが、これほど読んでみてイメージと違った小説はありません。
 
もうひとつ、「変身」ほどではないですが、小学生のときに読んだ宮沢賢治の「注文の多い料理店」もイメージしていたものとは違いました。
読む前から題名にはとても興味をひかれていて、「変身」とは逆におもしろそうだなぁと思っていました。星新一の本を読み始めた頃だったので、どんな展開なのか?どんな落ちがつくのか?と、勝手にイメージを膨らませていたのです。
そのため読み終わったときは、「なんだ、題名通りじゃん」という感想でした。まあ童話なので、落ちとか期待するなって話です。

本を読む前に過度の期待を持っているとがっかりしてしまうし、逆に悪いイメージを持っていると読むのを敬遠してしまってもったいないので、読む前に勝手にイメージを膨らませない方がいいとつくづく思います。
 
勝手なイメージと言えば、私は童顔で5~10歳ぐらい年下に見えてしまうため、たいていの人は実年齢を聞くと「えーっ?? そんなに歳なのー?」という反応をします。
これもイメージとの差があったためですが、こちらとしては、そもそも年相応に見えていればそこまで驚かれる年齢ではないので、非常に心外です。(まあ、実際は私も他の人に対してそういう反応をしてしまっていることあるんだろうなぁ…)
以前お寿司屋さんで話しかけてきたおじさんが私のことをずっと18歳ぐらいだと思って話していたらしく、25歳ということがわかった途端「だまされた!」ぐらいの勢いで去って行ったことがあります。あれはひどかった!
  
この小説で、なにがかわいそうかって(もちろん虫になってしまったこともかわいそうなのですが…)主人公がずっと「ああ、もう起きないと仕事に遅れちゃう」と思い続けていることです。
彼は目が覚めた時点ですでに遅刻の時間で、その後も刻々と時間が過ぎて焦っていく様子が、読んでいる側をも焦らせます。しかも彼はその仕事を好きでやっているわけではなく、両親の借金を払うためいやいや旅ばかりの営業職についているのです。
それでも健気に、もうすぐ元の状態に戻って仕事に行くことができるだろう、と思い続けているのです。
そして、こんな状況にありながらも彼は冷静にこの状況から抜け出そうと努力します。
 
登場人物はみんな多少混乱しているものの、物語はほとんど、虫になってしまってどんなに動きにくいか、また家族の気持ち・今後の生活のことなどを主人公が冷静に語る形で進んでいきます。
彼が自分のことを客観的にユーモアを交えて語っているその文章が私にはとても好ましく、この小説は非常にシュールでおもしろいコメディだと思っています。
ちょっと手伝ってくれれば簡単に動けるのに、とか、会社の上司の身にもこんなことが起きないとも限らない、とか、天井にへばりついているのが気持ちがいい、とか、彼のかわいそうな状況を知っていても、そのクールな語り口に思わずにやりとしてしまうシーンがたくさんあります。
 
主人公グレーゴルの妹は、冒頭から食べ物を運んだり部屋の掃除をしたり、両親が兄を避ける中ひとり甲斐甲斐しく世話をします。いい妹だなぁ。(結局最後にグレーゴルを見捨てるべきだと言いだすのも彼女なのだけど)
一方父親はグレーゴルにリンゴを投げつけ、結果的にはそれが原因で彼は死んでしまいます。
 
私はこの小説を読んで、兄がある日突然虫になってしまったときに落ち着いた対応ができるよう、日頃から家族で話し合っておくべきだと強く思いました。
まさに、ボーイスカウトのモットーでもある「そなえよつねに:Be Prepared」ということです。
備えるということで言えば、ついでに私を含めたすべての人は、実年齢を聞いた時に失礼にならないリアクションを考えておいた方がいいと思います。

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コメディというもの

あけましておめでとうございます。
2011年卯年も楽しい1年となりますように!

先日「チャーリー」というチャップリンの伝記映画を観ました。
少し前に読んだポール・オースターの「幻影の書」も、サイレント時代のコメディ映画にまつわるストーリーで(*1)オースターの他の作品同様、素晴らしい小説でした。

思えば、私は今まであまりコメディというものを観たことがありません。
映画好きな父にコメディをいろいろ観ているか聞いてみたところ、ジェリー・ルイスはよく観たらしい。
そして私もよく観てるじゃない?と言われました。観てるっけ?ああ、ロマンチックコメディのことか。確かにロマンチックコメディはよく観ています。
そういえば、アメリカのシットコム(*2)もいろいろ観てますねぇ。
かなり昔のものですが、「TVキャスター マーフィー・ブラウン」「アルフ」(*3)もNHKで放送していたときに見ていたし、「フルハウス」「ダーマ&グレッグ」「フレンズ」(*4)は恐らく全話観ています。
シットコムではないですが、コメディ調の探偵ものでは「こちらブルームーン探偵社」「探偵レミントン・スティール」も観ていました。
そして、初めて観たシットコムといえばマイケル・J・フォックスの出世作「ファミリータイズ」。これはほんとうにおもしろかった!

とは言っても、私は好きなジャンルとしてコメディは思い浮かばないし、いろいろ観ているか?と聞かれたら「あまり観たことがない」と答えると思うのです。

私がおもしろいと思うもの、笑ってしまうものってどういうものなんだろう?
 
おもしろくて笑ってしまう文章といえば、ぱっと思いつくのは宮沢章夫さんと別役実さんのエッセイ。
そして笑点は子供のころから大好きな番組です。あー、でもよく考えると大喜利は見るけどその前の漫才はあんまり見てないなぁ。
ナポレオンズ・マギー司郎・テツandトモ・東京ボーイズ・玉川カルテット・堺すすむ、が出るときくらい…。
あれ?マジックか楽器がないとだめなのかしら?
確かに、NHKの「どれみふぁワンダーランド」という番組の音楽コントは毎回、ちょーおもしろーい!と大笑いしながら観ています。
モンティ・パイソン(*5)はずいぶん前に見たことがありますが、これはほとんど覚えてない…。
ロビン・ウイリアムズ(*6)やスティーブ・マーティン(*7)が、授賞式なんかでスピーチするのもおもしろいですよねぇ。
チャップリンやキートンなどの映画もちらっとしか見たことがありませんが、なにかの折に目にするたびにおもしろいなぁと思います。
しかし、じゃあきちんと観てみよう、と思ったことが今までありませんでした。

戦時中、あるいは今でも内戦が続いているような状況にあったり、映画や小説の中でもよくあるように、重い病気や過酷な状況にある場合に「笑い」が非常に重要な役割を果たす、ということは確かにあると思います。
「幻影の書」でも、主人公が飛行機事故で家族を失いアルコールに溺れているときに、コメディ映画を観て笑えたことが新たな人生を始めるきっかけとなります。
私が「笑い」というものについて深く考えたことがないのは、幸いにもそのような環境にないからかもしれません。

まあ、そこまで深刻に考えているわけではないですが、今年はちょっとコメディ作品をいろいろと観てみようと思っています。
早速「ベスト・オブ・モンティ・パイソン」という作品を手に入れました。キートンの作品もレンタル待ちしています。

また自分の好みについて新しい発見があると思うと楽しみです!

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*1 この物語の中にはいくつかの映画が出てくるのですが、読んでいるときに何度もその映画を観てみたいなぁ、と思っていたら、なんとあとがきの中に、小説に出てくるその映画が実際映画化されていると書いてありました。アメリカ版しかないそうですが、いつか観られるかしら。

*2 イギリスのシチュエーション・コメディのことは「ブリットコム」って言うらしい。

*3 これは所ジョージと小松政夫の吹き替えがおもしろいのです。

*4 私は常々、みんながまじめな話をしていても冗談ばかり言っているチャンドラーのような人になりたい、と思っています。

*5 高校生の時に、当時大好きだったエリック・クラプトンのプロフィールに好きなアーティストとして彼らの名前があったのです。イギリスの映画などでもよく彼らの名前が出てきますよね。

*6 彼が吹き替えをやっている「アラジン」のジーニーも大好き。

*7 英語なのでちゃんとわかっていないこともありますが、彼はツイートもとてもおもしろいです。

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