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2010年11月

忘れないようにメモ

<公開映画チェック>

・2010年12月11日(土)~ 恵比寿ガーデンシネマ
「人生万歳!」

・2010年12月18日(土)~ 丸の内ルーブル
「バーレスク」

・2010年12月18日(土)~ シャンテ
「ゴダール・ソシアリスム」

・2011年 1月15日(土)~ 丸の内ピカデリー
「ソーシャル・ネットワーク」

・2011年 2月 4日(金)~  TOHOシネマズ
「ウォール・ストリート」


<映画放送チェック>

・2010年12月4日(土) 13:00~15:00 ムービープラス
「雲の中で散歩」

キアヌに興味がない頃に観て、しょーもない映画だなー、と思った覚えが。
多分また思う。


・2010年12月4日(土) 20:55~23:15 ムービープラス
「ザ・センチネル/陰謀の星条旗」

邦題どうにかならんのか!
4年前に映画館で観たっきりだから、もう一度観ておこう。


・2010年12月21日(火) 21:00~23:00 NHK BS-2
「旅するジーンズと16歳の夏」
・2010年12月22日(水) 21:00~23:05 NHK BS-2
「旅するジーンズと19歳の旅立ち」

16歳でも19歳でもないけど観ていいよね? 
「アグリー・ベティ」のベティ役、アメリカ・フェレーラと「ゴシップ・ガール」のセリーナ役、ブレイク・ライブリーが共演。


・2010年12月24日(金) 21:00~23:15 ムービープラス
「かけひきは、恋のはじまり」

前回録画したの観ないで消しちゃったから今度こそ。


・2010年12月27日(月) 11:59~13:49 BSジャパン
「マルタのやさしい刺繍」

これ、映画館でやってたとき、なんでだったか観に行けなかったんだよなー。


<TVドラマ放送チェック>

・2010年11月30日(火)スタート 月曜日~金曜日 14:00~15:00 
FOX CHANNEL 「Glee」

以前から友人が強くお勧めしてくれていたこのドラマ。
また最初から放送されるので、とりあえず観てみようかな。

・2010年12月7日から毎週火曜日 10:00~10:07
キッズ・ステーション 「チェブラーシカ」

チェブ自体もかわいいけど、2話で7分っていうのもかわいい。
さて、アニメだとどうなのかチェックしてみる!


・2010年12月9日から毎週木曜日 23:00~23:55
FOX CHANNEL 「NCIS:LA」

「NCIS」のスピンオフがようやく日本で放送!
主演はクリス・オドネルとLL・クール・J。
クリス・オドネルは好青年だよねー。
「グレイズ・アナトミー」もいい役だったし。


・2011年1月1日~7日 FOX CHANNEL
「24」Season1~Season7

先日ようやく、6月からFOXで放送していたSeason7を観終わった。
「24」ってけっこう泣けるドラマなんです。
Season2も泣けたけどSeason7も何度も泣いたなー。
FOXでは、来年の元旦からノンストップでSeason1から7までを放送。
新年明けて7日間はいつFOXをつけても「24」をやってるってことだよねぇ。
すごいな!もう1回通しで観るか!
ただ問題なのは、2か国語放送なので字幕なしで観ないといけないということ。
(もちろんファンとしてはキーファーの声じゃないと)
ま、2回目だからなんとかなるかな…?

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文房具を買いに(by 片岡義男)

Photo© 2010 角川書店

私が彼の小説を初めて読んだのは中学生のときで、今思い返してもかなり衝撃的な出会いでした。

それまでの私の読書経験といえば、赤川次郎をはじめ「マガーク探偵団」(*1)やシャーロック・ホームズといった推理もの、星新一、当時女の子に人気のあった薫くみこの「十二歳シリーズ」など、いわゆる子供でも読みやすいような物語がほとんどでした。

彼の作品のいくつかは映画にもなっていて「スローなブギにしてくれ」は主題歌も有名です。'60年代風のバラードで、ちょっと前(*2)にホンダのCMでも使われていました。
そして彼は翻訳家としても活躍していて、'60年代にはリチャード・スタークの「悪党パーカー」シリーズをいくつか翻訳しています。

彼の小説の中で舞台として多く登場する、すっきりとしたインテリアのマンションの一室や洒落た会話をする大人の男女が、当時の私にはとても都会的でかっこよく感じられて、おとなって素敵!と思ったものです。
キザとも言えるタイトルとシンプルな文章も私にはたまらなく魅力的で、角川文庫の背表紙が赤い色だった(作家によって色が違ったような記憶が…)こともよく覚えています。
 
中学生の頃のいちばんの思い出といえば、友人たち(*3)と毎日毎日映画や小説の話をしていたことです。あー、ほんとに楽しい毎日だったなー。
アメリカの映画を観るようになったのもその頃で、今まで知らなかったアメリカの生活や片岡義男の小説に出てくるおとなの世界にどきどきわくわくしていました。
彼は少年時代をハワイで過ごしたからか、物語の中にも頻繁に「アメリカらしい風景」が出てきます。
私立探偵アーロン・マッケルウェイが主人公の物語も、今思えばアメリカのミステリーが好きになった原点でした。
この短編集は高校生のとき、授業中に夢中になって読んだのをよく覚えています。なんで授業中ってあんなに集中して読めるんだろう?

昨年の4月から6月にかけて、ハヤカワ文庫から「片岡義男コレクション」として3冊の短編集がリリースされました。
 
1冊目の「花模様が怖いー謎と銃弾の短編ー」は副題どおりハードボイルド集。その中の1編「狙撃者がいる」は、彼独特のシンプルな文章とショッキングなストーリーの組み合わせが絶妙で、ほんとうに素晴らしいです!
 
2冊目の「さしむかいラブソングー彼女と別な彼の短編ー」は、タイトルにもあるように恋愛小説集。
「シャツのボタンが段違い」「人生は野菜スープ」などの題名は一見笑ってしまいますが、彼の小説を読んでみるとそれにも違和感は感じません。
 
そして3冊目の「ミス・リグビーの幸福ー蒼空と孤独の短編ー」はアーロン・マッケルウェイの短編集。
もうこれ最高!このストーリーのBGMにはちょっとカントリーっぽいジャズやブルースの曲がぴったりです。
 
彼はそういった小説の他にも、エッセイや音楽・日本語や英語に関する本も多く著しています。
また、最近は更新されていないようですが、「ペーパーバックの数が増えていく」というブログも書いています。
これを読んでみると、彼はペーパーバックを読むためではなくコレクションとして購入(同じ小説でも表紙が違うと購入、そしてなんとまったく同じ表紙でも購入!そりゃあ「増えていく」でしょうね)していて、写真を見ていると、置き場所大丈夫かしらー?と心配になってきます。
 
そんな彼は文房具を集めるのも好きなようで、この「文房具を買いに」でも大量のノートや消しゴムが登場します。置き場所大丈夫かしら?
 
文房具をたくさん買ってしまう気持ちというのはとてもよくわかります。
私自身、仕事はもちろんプライベートでもパソコンを使うことが多くなってきたので(*4)実際にノートや便箋・鉛筆などを使う機会は以前よりも減っていますが、それでも真新しいノートや書きやすいペンといったものには抗い難い魅力があります。LOFTなんか見ているだけでも楽しくて何時間いても飽きません。
ペンケースなんてほとんど使わないのに、革のもの・布のもの・プラスチックのもの問わず、かっこよかったりかわいかったりするのをお店で見かけるとつい欲しくなってしまいます。
そういえば小学生の頃、近所の小さい文房具やさんには用事がなくても頻繁に行っていました。今、用事がなくてもLOFTが入っているデパートなどに行くとつい寄ってしまうのと同じような感覚だったのかな。
 
この本の中には輸入ものの文房具がたくさん登場しますが、日本では輸入ものに限らずほんとにたくさんの種類の文房具が容易に手に入るので大変ありがたいです。
私がアメリカに留学していた時、ノートや消しゴムが欲しくて雑貨屋さんのようなところに行くと、驚くほど種類が少なくて空しくなったものです。
日本ではそんなに大きなお店でなくてもかわいいノートや消しゴムなんていろいろ置いてあるけれど、私がステイしていたところはとてもいなかだったので、スーパー兼雑貨屋さんのようなところで置いてある一種類を購入する以外選択肢はありませんでした。
 
この本の中に、様々な種類の消しゴムを撮っている写真があって、このページにはちょっと興奮しました。
私が大学生の頃は製図の授業は手描きだったのですが(今はCADなのかしら?)そのときに初めて使ったSTAEDTLER(*5)の消しゴムがとても使いやすく、今でもいちばんのお気に入りです。ちょっと硬めで、どの大きさのものもすっきりしていて非常に美しい。いちばん小さい60円ぐらいのもの(アメリカで購入したものは紙のケースがなく、それもまた魅力的でした)は特に愛おしいです。
もうひとつ、この写真の中で目立っているのがMILANの消しゴム。MILANのものは角がすべてRになっていてかわいらしい。写真にもある三角形の消しゴムは眺めているだけで楽しい気分になります。
 
彼は写真もご自身で撮られていて、その写真を撮ったときの様子(露出のことや画の構成のことなど)も説明してあります。
その中で、例えばこのノートを美しく写真に撮るためにはこれぐらいの量が必要だった、というようなことを言っています。だいたい同じノートを10冊ぐらいずつ。サイズが5種類あったら50冊です。ほんとに置き場所大丈夫かしら?
 
確かに、たくさん同じものや似たようなものが並んでいると写真を撮りたくなります。
 
私がアメリカで撮ってきた写真を後で見てみたら、スーパーマーケットや文房具やさんでジュースやクリスマスカードがたくさん並んでいる写真が多くありました。
フロリダだけあって、スーパーマーケットにはオレンジジュースが何十種類も置いてあり、お店が広いためその量も半端じゃない。そのときは、どうせ全部100%なんだからこんなに種類いらないよねぇ、と思っていましたが、日本に帰って来て大きいスーパーマーケットで何十種類のお味噌とお醤油が並んでいるのを見たときに、ああ、やっぱり必要だなあ、と彼らの気持ちが理解できました。きっと外人さんは、こんなに醤油の種類いらないよね、と思ってるはず。
 
この本の中には、手帳・メモパッド・鉛筆・ペン・消しゴム・封筒・電卓・ステイプラーなど身近な文房具がたくさん出てきます。
それらを語る筆者の文房具への愛情が伝わってきて、改めて、文房具って楽しいな、と思いました。
 
文房具が魅力的な限り、少なくとも我が家のペーパーレス化は難しく、片岡義男さんのご自宅にも文房具が増え続けることでしょう。

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*1 このシリーズの裏表紙に描かれている歌は今でも覚えているぐらい印象的。
特に最後の「ダガジグダガジグ・ブンチャッチャ」。「ダガジグ」って楽しい響き。
 
*2 ちょっと前と思って調べたら、もう20年も前だった!ちょうどこの本を読んだ頃だったんだなー。

*3 仲良くしていた友人のひとりは村上春樹とロブ・ロウが好きで、もうひとりは島田雅彦とミッキー・ロークが好きでした。私は片岡義男とマシュー・ブロデリック。もう15年ぐらい会ってないけど、元気にしてるかなー?

*4 私はけっこう手書きが好きで、社会人になってからつい数ヶ月前まで10年以上、毎年お気に入りのノートを買ってきて家計簿をつけていましたが、さすがに計算するのがめんどうになってきました。
ちょっと前にパソコンを購入したのも半分は家計簿のため、と言っても過言ではない。

*5 STAEDTLERの三角形のペンは、とても持ちやすくて書きやすいです。シンプルなデザインも素敵!
 

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Tea Time

コーヒーは「break」だけど、ティーは「time」だよね。

このブログを始めたのは、毎回素晴らしく楽しい映画・小説評を書いていらっしゃる伊藤聡さんに、「映画や本のことを文章に書いてみるといいですよ」と言っていただいたのがきっかけでした。
確かに映画にしても小説にしても「おもしろかった」ということは覚えているのに、内容は全く記憶にないものがなんと多いことか。(それは読んだって言わないのでは?)

昔から観た映画・読んだ本のタイトルとちょこっとした感想は自分の手帳に書いていますが、自分しか見ないとなると「弾をよける仕草がかっこいー」とか「tangerineって言い方がすてきー」など(前者は「GOLDEN EYE」のピアース・ブロスナン、後者は「PHONE BOOTH」のキーファー・サザーランド)ほんとにくだらないことばかりになってしまって、もういっそのこと書かない方がいいくらいです。
なので、これを機に好きな映画や本について書いてみることにしました。

以前私の「移動のログこそが思い出なのだ、というはなし」の中でこんな一文を書いていました。
「ぼくは、小さいころから風景や場所の記憶はよく覚えているのに、その場にいた人に関する記憶がほとんどないという人間なので・・・」

私も映画に関する記憶はその内容ではなく、一緒に観に行った人や映画館・帰りに寄ったカフェ、というような付随的な事柄が「映画の思い出」になることが多いです。そして過去の恋愛においても、思い出すことはその男性のことではなく、「a lot of sparks」だった、とか、「secured」だった、というような自分が感じていたこと、そう、つまり「remember the feeling」なのです。

「大好きだった彼とデートで観に行った映画」とか「憧れの先輩が読んでいた小説」とかいう理由で「好き」になっているものもかなり多いのではないか?
私は特に小説に関しては、後から「よくこんなだるいストーリーを一気に読めたなぁ」と思うことがあり、読む速度や気に入ったかどうかはそのときの精神状態が影響してしまいます。
とすると、映画や本の内容なんて実はどうでもいいのでは?
まあ、どうでもいいということはないにしても、やはりそのときのシチュエーションはかなり影響していると思います。
とはいっても、こうして好きなものについて書いてみると、やはりそこには何らかの共通点があり、私はこういうのが好きなんだ、こういうところに注目しているんだ、と自分のことながら新しい発見があって楽しいです。

好みってなんだろう?

私が小学生の頃、父の会社は隔週で土曜日がお休みで、そういう日は午前中で学校から帰宅すると、いつも父がラジオでジャズの番組を聴いていました。
そのため、私にとって長い間ジャズは「父が土曜日に家で聴いている音楽」という位置づけだったのが、いつからか自ら好んで聴くようになりました。

食べ物で言えば、子供の頃は母が好きな長ネギもヤングコーンも美味しいとは思えず、「お母さんはなんでこんなものが好きなんだろう?」と思っていました。今は長ネギもヤングコーンも大好きな食材です。
また、若いころは兄がアールグレイとジンが好きなのも、「あんなに独特な香りがするものが美味しいなんて、お兄ちゃんおとなだなー」と思っていました。それが今では紅茶といえば当然アールグレイ(*1)、そして気づけばマティーニ(*2)やジンベースの飲み物も好むようになっていました。

不思議。

私が大学生の頃、ちょうど学校内でホームページを作ってみましょう、という動きがあり、私も研究室のメンバー紹介のページを作っていました。そのときもやはり、ケヴィン・ベーコンがどうのロブ・ロウがどうのというようなことを書いていました。(つまり何年たっても同じようなことをしているんです)
それを読んだ兄が「おもしろいね」と言ってくれたことが、とてもうれしかったのをよく覚えています。
今回ブログを始めた時も読者第一号は兄で、すぐに感想をメールしてくれました。
年上のきょうだいに褒めてもらったときのうれしさって、妹・弟である人にしかわからない気持ちです。

おもしろい文章を書くってほんとうに難しいです。物書きを生業にしている兄はすごいなぁと改めて思います。

えーっと、なんでこんなに兄のことを褒めているかというと、実は今日は兄の誕生日だからです。(*3)

お誕生日おめでとうございます。

Tea_time_2

写真がぼけているのはわざとではなく、兄のように写真を撮るのが上手ではないだけです。まあ、ぼけてるぐらいがちょうどいい。
右上は私が七五三のときに兄と一緒に撮った写真。

おとなになってからも着られるようにおとな用の着物だったのですが、さすがに柄がちょっと子供っぽいよー、と思いつつ着てみた20年後。顔があまり変わっていないため、思ったほど違和感がありませんでした。
最近では10歳ぐらい年下に見えてしまうのが、それはそれで悩ましい。上司が気を遣って名刺にちょっと偉そうな肩書を入れてくれたぐらい。

兄と私は並んでいても特になにも言われないのに、「きょうだいです」と言った途端に、「そっくりー!」と言われる。ほんとですか?

そして話をしているうちに、「顔よりも言うことが似てますね」という反応に変わる。そうですか?

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*1 愛用の「AHMAD TEA」というメーカーのアールグレイティーは香りが強いので、私の家は入るとものすごいアールグレイの香りがします。
紐もないシンプルな丸形の超簡易包装ティーバッグなため、箱は小さいのに50個も入っています。だからって安心して毎日ごくごく飲んでるとすぐなくなる。

*2 ジェームス・ボンドが好むのはウォッカ・マティーニ。ウォッカ・マティーニにも「ドライ」ってあるのかな?

*3 だからってことはないか。
兄とは3歳違いで8月生まれの私は、小さいころ誕生日が来ると兄との歳の差が2歳に縮まるのがうれしくて「もうすぐ追いついちゃうかも!」と思っていました。11月になるとまた3歳差なんだけどね。

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