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Pretty Woman

Pretty_woman ©1990 Touchstone Pictures.

ディズニー映画らしいシンデレラストーリー。
流れてくる歌や、肩パッドと携帯電話がものすごく大きいところなどがまさに80年代!(アメリカ公開は1990年)恥ずかしいやら懐かしいやら。

主役から脇役までのキャラクター設定も、ちょっとしたエピソードも非常にわかりやすい。さすがディズニー。
朝食のルームサーヴィスで、エドワードが「何が好きかわからなかったからメニューすべて頼んでおいたよ」というシーン(さすがお金持ち!)、1週間の値段交渉(3000ドル)で、ほんとはヴィヴィアンは2000でも受けたしエドワードは4000払ってもよかった(さすがお金持ち!)と打ち明け合うシーン、初めてのビジネスディナーでどのフォークを使うか迷っているヴィヴィアンを見て、取引相手のお偉いさんが「テーブルマナーは難しいね」と言って手で食べるシーン、ヴィヴィアンがロデオドライブでショッピングしようとしたら、店員に場違いだと言われて悔しくて泣くシーン、その後にエドワードと思いっきりショッピングを楽しむ(そして先のお店を冷やかしに行く)シーン、エドワードの同僚に娼婦呼ばわり(っていうかそうなんだけど)されて傷つくシーン、ケンカの後にお金を受け取らないで部屋を出ていくシーン、最後にホテルの支配人がエドワードにさりげなくヴィヴィアンのアパートメントを教えるシーン、などなど・・・。
これだけお決まりの展開づくしの映画、もう見ないでもいいぐらいです。
でも、何度も観ちゃうんだなー、これが。

ロイ・オービソンが歌う主題歌「Oh, Pretty Woman」のイントロはいつ聞いてもわくわくします。
ヴィヴィアンがこの曲をバックに、お店でいろんな服を試着するシーンは「SEX AND THE CITY」のファッションショー(in Carry's closet)のようで、この手の映画には不可欠。
ポロを見に行くときに着ているドット柄のワンピースと帽子がとても素敵です。

私はこの映画を初めて観たときは中学生だったので、「唇へのキスは禁止」の意味がよくわからないまま、そういうものなのだと思うようにしていました。
見つめ合う・手をつなぐ・キスをするというシンプルな愛情表現にこそ、たくさんの恋する気持ちが必要だということがわかるようになったのはつい最近のことです。
シャンパンはいちごと一緒に味わうものだということも、この映画でリチャード・ギア演じるエドワードに教えてもらいました。
(残念ながらその後、高級ホテルのペントハウスでシャンパンといちごを振舞ってくれるような男性には出逢っていませんが・・・)
ビバリーウィルシャーホテルだけあってとても赤くて大きないちごを、ジュリアがまたあの大きな口で美味しそうに食べるんです。
今月公開される彼女の主演映画「食べて、祈って、恋をして」でも豪快に食べるんだろうなぁ。楽しみ!

高校の合格発表を見に行ったその足で、日比谷にこの映画を観に行きました。
とても混んでいて空席がなく(当時は最近のように指定席・入れ替え制ではなかったので、立ち見ということもよくありました)階段に座って観たことと、おとなばかりで私ぐらいの子供がひとりもいないなぁ、と思ったことを覚えています。
この映画もそうですが、中学生の頃は観たい映画があるとだいたい父が一緒に映画館に観に行ってくれました。
当時は父の好みまで気にせずに誘っていましたが、今思うと、よくこんな映画にまで付き合ってくれたなぁ、と申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。
(ここまで読むといい話っぽいですが、先日父になにげなく「プリティ・ウーマン観たのみゆき座だったっけ?」と聞いたところ、「観に行ったっけ?」と言われたので、あまり気にしなくていいようです。ただ、覚えていない割に「みゆき座じゃなくてスカラ座だったんじゃない?」という返事を調べてみたところ、確かに公開劇場はスカラ座でした。すごいんだかなんだかよくわかりません)

当時ジュリア・ロバーツはキーファー・サザーランドと話題のカップルだったのですが、彼らを見るたびに、キーファーがあの大きな口に食われちまうんじゃないかと気が気じゃありませんでした。
彼が食われてしまっていたら、核爆弾の危機から世界を救うこともできなかったので、結果的にはジュリアが人類を救ったようなものです。(違うか)

お決まりのシーンと言えば、最後にひとつジュリア(と「ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」のミシェール・ファイファーも)に言いたいことが。
ピアノに乗ったらいけません!
あと、アメリカ人、靴履いたままベッド乗るのも汚いからやめなさい!

20世紀最高のおとぎ話なのに、こんな締めでいいのか?

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